motionEyeOSを使って監視カメラを作ってみた
自宅の防犯カメラとして使ったり、留守番をしている子どもの様子を確認できるように、Raspberry Piを使ってmotionEyeOSをインストールして監視カメラ機能を試してみました(家庭菜園で作ったトマトを食べた犯人も知りたい!←恐らく、タヌキ)
motionEyOSで出来ること
- Webブラウザからストリーミング動画の確認
- 動作を検知して記録/連続記録(静止画&動画)
- 動作を検知して外部連携(メール、Webhook など)
- 曜日単位での稼働日の設定
- タイムラプス(aviファイル)の作成
使用機材
- 基本構成(過去の記事)
- LANケーブル
※初回設定時のみ、有線LANが必要になります
インストール
下記リンク先からイメージファイルをダウンロードします。
https://github.com/ccrisan/motioneyeos/wiki/Supported-Devices
xzファイル形式で圧縮されているので、解凍してmicroSDに書き込みます。解凍には、7-zipという無料ソフトを使用しました。ご自身のPCに合わせてDLしてください。
設定
設定は、全てブラウザから行うことができます。電源投入後、Raspberry Piのコンソールに表示されるIPアドレスをブラウザに入力します(※ポート番号は入力しない)。
ブラウザには下図のように表示されます。"admin" と "user" のパスワードを設定します。
上記設定を行うと、Rebootします。再起動後、WiFiの設定を行います(これで有線LANは不要となります)。WLANにDHCPで新たなIPがアサインされるので、ブラウザ側のURLもそれに合わせて変更します。
"IP Configuration" では、DHCPの他、固定も選択可能です・・・が、"IP Configuration" を "DNS" から "Manual (Static IP)" に変更したところ、panicが発生してシャットダウン&再起動の無限ループに(原因不明。DNSのまま進めました)。
結果
無事、表示できました。設定もGUI(ブラウザ)なので簡単!
詳細設定
デフォルトは "2fps" ですが、"setting"->"Video Device" の設定でFrame Rate、解像度の設定が出来ます。
"Motion Notifications" の設定で、外部機能と連携できます。Web HookでIFTTTと連携すれば、カメラの撮影範囲で何者かが動いた場合など、LINEでお知らせするようなことも可能です。
映像をクリックすると、アイコンのバーが表示されます。
左から
- 全画面表示
- 撮影された静止画ファイルの確認
- 撮影された動画ファイルの確認
- 設定
まとめ
- motionEyeOSを使って監視カメラ機能を実装できました
- 専用OSをインストールするだけで、設定もブラウザからGUIで行うので簡単
- 今後、Web Hookを使ってLINE通知などもやってみたい
- グローバルIPの取得&ポートフォワーディングで自宅外からも確認できるようにしたい(帰省の時も安心!)
以上